石川 啄木

鳥影

旧字旧仮名 約92,672字・読了目安185分

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其一 一 小川靜子は、兄の信吾が歸省するというふので、二人の妹と下男の松藏を伴れて、好摩の停車場まで迎ひに出た。もと/\鋤一つ入れたことのない荒蕪地の中に建てられた小さい三等驛だから、乘降の客と言つても日に二十人が關の山、それも大抵は近村の…

作品情報

初出「東京毎日新聞」1908(明治41)年11月1日~12月30日
分類NDC 913
公開日2007-02-25
最終更新2014-09-21
底本 「石川啄木作品集 第三巻」昭和出版社
入力Nana ohbe
校正林幸雄

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