北条 民雄

朝

新字旧仮名 約465字・読了目安1分

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急に高まつて来た室内のざわめきに、さつきから、睡るでもなく睡らぬでもない状態でうつらうつらとしてゐた鶏三は、眼を開いた。やうやく深まつた秋の陽が、ずつと南空に傾きながら硝子越しに布団を暖めてゐる。空は晴れわたつて、真空のやうに澄みきり、風も…

作品情報

分類NDC 913
公開日2017-12-05
最終更新2017-11-24
底本 「定本 北條民雄全集 上巻」東京創元社
入力Nana ohbe
校正フクポー

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