犬田 卯

荒蕪地

新字新仮名 約11,881字・読了目安24分

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一 「……アレは、つまり、言ってみれば、コウいうわけあいがあるンで……」 戦地から来た忰の手紙に、思いきって、いままで忰へ話さずにいたことを余儀なく書き送ろうと、こたつ櫓の上に板片を載せ、忰が使い残して行った便箋に鉛筆ではじめたが、儀作は最…

作品情報

分類NDC 913
公開日2008-01-09
最終更新2014-09-21
底本 「犬田卯短編集二」筑波書林
入力林幸雄
校正松永正敏

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