牧野 富太郎

アケビ

新字新仮名 約3,091字・読了目安6分

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野山へ行くとあけびというものに出会う。秋の景物の一つでそれが秋になって一番目につくのは、食われる果実がその時期に熟するからである。田舎の子供は栗の笑うこの時分によく山に行き、かつて見覚えおいた藪でこれを採り嬉々として喜び食っている。東京付近…

作品情報

分類NDC 470
公開日2008-01-17
最終更新2014-09-21
底本 「花の名随筆10 十月の花」作品社
入力門田裕志
校正川山隆

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