織田 作之助

秋深き

新字新仮名 約13,134字・読了目安26分

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医者に診せると、やはり肺がわるいと言った。転地した方がよかろうということだった。温泉へ行くことにした。 汽車の時間を勘ちがいしたらしく、真夜なかに着いた。駅に降り立つと、くろぐろとした山の肌が突然眼の前に迫った。夜更けの音がそのあたりにうず…

作品情報

初出「大阪文学」1942(昭和17)年1月号
分類NDC 913
公開日2008-12-15
最終更新2014-09-21
底本 「定本織田作之助全集 第二巻」文泉堂出版
入力奥平 敬
校正小林繁雄

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