橋本 五郎

小曲

新字新仮名 約2,485字・読了目安5分

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ひどい暴風雨だった。ゴーッと一風くると、まるで天井を吹き飛ばされそうな気持がする。束になった雨つぶが、窓硝子へ重い肉塊のように打つかって来て、打つかっては滝をなして流れるのである。そのひと揺れごとに電燈が消えた。時おり電車のひびきが聞えて来…

作品情報

初出「探偵クラブ」1932(昭和7)年12月号
分類NDC 913
公開日2008-04-26
最終更新2014-09-21
底本 「「探偵クラブ」傑作選 幻の探偵雑誌8」光文社文庫、光文社
入力川山隆
校正noriko saito

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