長谷川 時雨

菜の花

――春の新七草の賦のその一ツ――

旧字旧仮名 約639字・読了目安1分

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水油なくて寢る夜や窓の月(芭蕉) の句は、現代のものには、ちよつとわかりにくいほど、その時代、またその前々代の、古い人間生活と、菜の花との緊密なつながりを語つてゐる。いま、わたしたちが菜の花を愛するのもさうした祖先の感謝をもつて、心の底に暖…

作品情報

初出「東京日日新聞」1936(昭和11)年4月16日
分類NDC 914
公開日2009-01-26
最終更新2014-09-21
底本 「桃」中央公論社
入力門田裕志
校正仙酔ゑびす

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