長谷川 時雨

きもの

新字旧仮名 約2,015字・読了目安4分

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着ものをきかへようと、たたんであるのをひろげて、肩へかけながら、ふと、いつものことだが古への清少納言のいつたことを、身に感じて袖に手を通した。 それは、雨の降るそぼ寒い日に、しまつてあつた着るものを出してひつかけると、薄い汗の香が鼻をかすめ…

作品情報

分類NDC 914
公開日2003-10-21
最終更新2014-09-18
底本 「日本の名随筆 別巻58 着物」作品社
入力門田裕志
校正小林繁雄

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