折口 信夫

手習鑑見物記

新字旧仮名 約881字・読了目安2分

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歌舞妓の春を謳歌するには、稍物寂しいが、其でも尚最後の花盛りに見呆けて愉しむことの出来る「手習鑑」昼夜通しの興行である。無理算段して百花繚乱たる様を見せようとするのは、見物の心を知らぬ興行者の老婆心である。 尚二三度、菊五郎自身が洗ひあげる…

作品情報

初出「時事新報」1947(昭和22)年5月15日
分類NDC 774
公開日2021-10-14
最終更新2021-09-27
底本 「折口信夫全集 22」中央公論社
入力門田裕志
校正酒井和郎

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