林 芙美子

新生の門

――栃木の女囚刑務所を訪ねて

新字新仮名 約8,115字・読了目安16分

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わたしは刑務所を見にゆくと云うことは初めてのことです。早い朝の汽車のなかで、わたしは呆んやり色々のことを考えていました。 この刑務所をみにゆくと云うことは、本当は一ヶ月前からたのまれていたのですけれど、何だか自分の気持ちのなかに躊躇するもの…

作品情報

分類NDC 367 914
公開日2008-04-06
最終更新2014-09-21
底本 「林芙美子随筆集」岩波文庫、岩波書店
入力岡本ゆみ子
校正noriko saito

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