堀 辰雄

おもかげ

旧字旧仮名 約7,703字・読了目安15分

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アトリエとその中庭は、節子の死後、全く手入れもせずに放つておかれたので、彼女が繪に描くために丹精して育てられてゐた、さまざまな珍らしい植木は、丁度それらの多くがいま花をさかせる季節なのでごちやごちやにそれぞれの花を簇がらせながら、一層そこい…

作品情報

初出「新女苑 第四巻第五号」1939(昭和14)年5月号
分類NDC 913
公開日2012-12-07
最終更新2014-09-16
底本 「堀辰雄作品集第二卷」筑摩書房
入力tatsuki
校正染川隆俊

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