堀 辰雄

春浅き日に

旧字旧仮名 約1,886字・読了目安4分

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二三日前の或る温かなぽかぽかするやうな午後、僕はうかうかと三宅坂から赤坂見付まで歩いてしまつた。あそこの通りは前から好きだつたが、そんな風にぶらぶら歩いたのは實に何年ぶりかだつた。僕は青山にゐる友人の家を訪問する途中だつたが、三宅坂でいくら…

作品情報

初出「帝国大学新聞 第四百七十一号」1933(昭和8)年3月20日
分類NDC 914
公開日2013-09-18
最終更新2014-09-16
底本 「堀辰雄作品集第四卷」筑摩書房
入力tatsuki
校正染川隆俊

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