堀 辰雄

緑葉歎

旧字旧仮名 約2,119字・読了目安4分

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青葉頃になると、どうも僕の身體の具合が惡くなるのです。それにやられまいと思つて、隨分用心してゐるのですが、いつのまにかやられてゐます。こんどなども、ちよつと氣分が惡かつたので、二三日安靜にしてゐたら、それからずつと微熱が續いて、もう半月ばか…

作品情報

初出「セルパン 第六十五号」1936(昭和11)年7月号
分類NDC 914
公開日2011-04-20
最終更新2021-11-23
底本 「緑葉歎」筑摩書房
入力tatsuki
校正染川隆俊

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