堀 辰雄

曠野

新字新仮名 約10,811字・読了目安22分

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忘れぬる君はなかなかつらからで いままで生ける身をぞ恨むる 拾遺集 一 そのころ西の京の六条のほとりに中務大輔なにがしという人が住まっていた。昔気質の人で、世の中からは忘れられてしまったように、親譲りの、松の木のおおい、大きな屋形の、住み古…

作品情報

初出「改造」1941(昭和16)年12月号
分類NDC 913
公開日2004-01-09
最終更新2014-09-18
底本 「昭和文学全集 第6巻」小学館
入力kompass
校正門田裕志

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