堀 辰雄

姨捨

新字新仮名 約10,874字・読了目安22分

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わが心なぐさめかねつさらしなや をばすて山にてる月をみて よみ人しらず 一 上総の守だった父に伴なわれて、姉や継母などと一しょに東に下っていた少女が、京に帰って来たのは、まだ十三の秋だった。京には、昔気質の母が、三条の宮の西にある、父の古い…

作品情報

初出「文藝春秋」1940(昭和15)年7月号
分類NDC 913
公開日2004-01-15
最終更新2014-09-18
底本 「昭和文学全集 第6巻」小学館
入力kompass
校正門田裕志

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