小酒井 不木

鼻に基く殺人

新字新仮名 約6,075字・読了目安12分

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「もうじき、弘ちゃんが帰ってくるから、そうしたら、病院へつれて行って貰いなさい」 由紀子は庭のベンチに腰かけて、愛犬ビリーの眼や鼻をガーゼで拭ってやりながら、人の子に物言うように話すのであった。 「ほんとうに早くなおってよかったわねえ、お昼…

作品情報

初出「文学時代」1929(昭和4)年5月号
分類NDC 913
公開日2010-05-11
最終更新2014-09-21
底本 「怪奇探偵小説名作選1 小酒井不木集」ちくま文庫、筑摩書房
入力川山隆
校正宮城高志

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