鳥辺山心中
新字新仮名 約23,353字・読了目安47分
一 裏の溝川で秋の蛙が枯れがれに鳴いているのを、お染は寂しい心持ちで聴いていた。ことし十七の彼女は今夜が勤めの第一夜であった。店出しの宵――それは誰でも悲しい経験に相違なかったが、自体が内気な生まれつきで、世間というものをちっとも知らないお…
作品情報
| 分類 | NDC 913 |
|---|---|
| 公開日 | 2000-06-14 |
| 最終更新 | 2014-09-17 |
| 底本 | 「江戸情話集」光文社時代小説文庫、光文社 |
| 入力 | tatsuki |
| 校正 | かとうかおり |
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