堀 辰雄

ルウベンスの偽画

新字新仮名 約11,026字・読了目安22分

この作品を読む Amazonで探す

それは漆黒の自動車であった。 その自動車が軽井沢ステエションの表口まで来て停まると、中から一人のドイツ人らしい娘を降した。 彼はそれがあんまり美しい車だったのでタクシイではあるまいと思ったが、娘がおりるとき何か運転手にちらと渡すのを見たので…

作品情報

初出第一稿「山繭」1927(昭和2)年2月1日号、改稿「創作月刊」文藝春秋社、1929(昭和4)年1月号
分類NDC 913
公開日2004-02-07
最終更新2014-09-18
底本 「燃ゆる頬・聖家族」新潮文庫、新潮社
入力kompass
校正染川隆俊

堀 辰雄の他の作品

堀 辰雄の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。