石川 啄木

田園の思慕

旧字旧仮名 約2,023字・読了目安4分

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獨逸の或小説家がその小説の中に、田園を棄てて相率ゐて煤煙と塵埃とに濁つた都會の空氣の中に紛れ込んで行く人達の運命を批評してゐるさうである。さうした悲しい移住者は、思ひきりよく故郷と縁を絶つては來たものの、一足都會の土を踏むともう直ぐその古び…

作品情報

初出「田園 第一巻第一号」1910(明治43)年11月25日
分類NDC 914
公開日2009-09-08
最終更新2016-04-26
底本 「啄木全集 第十卷」岩波書店
入力蒋龍
校正小林繁雄

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