種田 山頭火

漬物の味〔扉の言葉〕

新字新仮名 約349字・読了目安1分

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私は長いあいだ漬物の味を知らなかった。ようやく近頃になって漬物はうまいなあとしみじみ味うている。 清新そのものともいいたい白菜の塩漬もうれしいが、鼈甲のような大根の味噌漬もわるくない。辛子菜の香味、茄子の色彩、胡瓜の快活、糸菜の優美、――し…

作品情報

初出「「三八九」第弐集」1931(昭和6)年3月5日
分類NDC 911 914
公開日2008-07-20
最終更新2014-09-21
底本 「山頭火随筆集」講談社文芸文庫、講談社
入力門田裕志
校正仙酔ゑびす

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