宮本 百合子

日記

01 一九一三年(大正二年)

新字新仮名 約13,918字・読了目安28分

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七月二十一日 晴 木の葉のしげみや花ずいの奥にまだ夜の香りがうせない頃に目が覚めた。外に出る。麻裏のシットリとした落つきも、むれた足にはなつかしい。 この頃めっきり広がった苔にはビロードのやわらかみと快い弾力が有ってみどりの細い間を今朝働き…

作品情報

分類NDC 915
公開日2010-04-17
最終更新2014-09-21
底本 「宮本百合子全集 第二十三巻」新日本出版社
入力柴田卓治
校正土屋隆

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