大町 桂月

八塩のいでゆ

旧字旧仮名 約1,494字・読了目安3分

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思ふとしもなけれども、思ひださるゝやさしきおもかげの身に添ふ心地して、拂ふに由なく、忘れむとすれど忘られず。かくてはと、われとわが心をはげまして讀むふみの、字はいつしか消えうせて、さながら霞たなびきたるが如くなるに、せめて青山白雲のほとりに…

作品情報

分類NDC 915
公開日2008-10-04
最終更新2014-09-21
底本 「桂月全集 第二卷 紀行一」興文社内桂月全集刊行會
入力H.YAM
校正小林繁雄、門田裕志

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