石川 啄木

刑余の叔父

新字旧仮名 約10,734字・読了目安21分

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一 一年三百六十五日、投網打の帰途に岩鼻の崖から川中へ転げ落ちて、したたか腰骨を痛めて三日寝た、その三日だけは、流石に、盃を手にしなかつたさうなと不審がられた程の大酒呑、酒の次には博奕が所好で、血醒い噂に其名の出ぬ事はない。何日誰が言つたと…

作品情報

分類NDC 913
公開日2008-11-07
最終更新2014-09-21
底本 「石川啄木全集 第三巻 小説」筑摩書房
入力林幸雄
校正川山隆

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