泉 鏡花

妖魔の辻占

新字旧仮名 約23,855字・読了目安48分

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一 伝へ聞く……文政初年の事である。将軍家の栄耀其極に達して、武家の代は、将に一転機を劃せんとした時期だと言ふ。 京都に於て、当時第一の名門であつた、比野大納言資治卿(仮)の御館の内に、一日偶と人妖に斉しい奇怪なる事が起つた。 其の年、霜月…

作品情報

初出「新小説」1922(大正11)年1月
分類NDC 913
公開日2009-06-04
最終更新2014-09-21
底本 「日本幻想文学集成1 泉鏡花」国書刊行会
入力門田裕志
校正川山隆

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