大町 桂月

杉田の一夜

旧字旧仮名 約2,356字・読了目安5分

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疲れてくたばるまで歩いて見むと、草鞋脚半のいでたちにて家を出でたれど、汽車のある路は、馬鹿々々しくて歩かれず。横濱までは汽車に乘り、龍頭より小舟に乘りて、屏風ヶ浦をわたる。西山夕陽を啣みて、海波紫に、うち渡す暮烟の中に、ひとむら濃きは杉田な…

作品情報

分類NDC 915
公開日2008-12-17
最終更新2014-09-21
底本 「桂月全集 第二卷 紀行一」興文社内桂月全集刊行會
入力H.YAM
校正小林繁雄、門田裕志

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