原 民喜

父が生んだ赤ん坊

新字旧仮名 約1,187字・読了目安2分

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広子は父が出て行くと毎日一人でアパートの六畳で暮した。お昼頃父が拵へて置いてくれた弁当を食べると、絵本などを見てゐるが、そのうちに段々淋しくなって耳を澄ます。すると隣りの部屋には夜半によく夢をみて怒鳴る怕い小父さんがゐるらしいのだが、ことり…

作品情報

分類NDC 913
公開日2013-04-20
最終更新2014-09-16
底本 「普及版 原民喜全集第一巻」芳賀書店
入力蒋龍
校正伊藤時也

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