原 民喜

風景

新字旧仮名 約412字・読了目安1分

この作品を読む Amazonで探す

生活が一つのレールに乗って走り出すと、窓から見える風景がすべて遠い存在として感じられた。岸田は往復の省線の窓から、枯芝の傾斜面に残る雪や、ガラス板にたっぷり日光を受けて走る自動車や、あくどい広告燈の明滅を眺めて慣れた。そしてスチームは働いて…

作品情報

分類NDC 913
公開日2013-04-26
最終更新2014-09-16
底本 「普及版 原民喜全集第一巻」芳賀書店
入力蒋龍
校正伊藤時也

原 民喜の他の作品

原 民喜の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。