島崎 藤村

幼き日

(ある婦人に与ふる手紙)

旧字旧仮名 約44,332字・読了目安89分

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一 私の子供が初めて小學校へ通ふやうに成つた其翌日から、私は斯の手紙を書き始めます。昨日の朝、吾家では子供の爲に赤の御飯を祝ひました。輝く燈火の影に夜更しすることの多い都會の生活の中でも、子供ばかりは夜も早く寢、朝も早く起きますから、弟の方…

作品情報

初出「婦人畫報」1912(明治45)年5月~1913(大正2)年4月
分類NDC 913
公開日2004-09-05
最終更新2014-09-18
底本 「藤村全集第五卷」筑摩書房
入力Nana ohbe
校正林幸雄

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