ある日
新字旧仮名 約9,323字・読了目安19分
その時丁度午飯のあと片附をすませた妻は、私達の傍を通つて、そのまゝ居間の方へと行つた。私は男の子供達に英語を教へながら、裏庭の深い緑葉を透してさし込んで来る暑い夏の日影を眺めた。庭にはゑぞ菊の毒々しく赤いのが日に照らされてゐるのが見えた。 …
作品情報
| 初出 | 「婦人公論 第五年第九号」1920(大正9)年9月1日 |
|---|---|
| 分類 | NDC 913 |
| 公開日 | 2019-03-08 |
| 最終更新 | 2019-02-22 |
| 底本 | 「定本 花袋全集 第二十二巻」臨川書店 |
| 入力 | tatsuki |
| 校正 | 津村田悟 |
田山 花袋の他の作品
底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。