田山 花袋 、田山 録弥

孤独と法身

新字旧仮名 約4,043字・読了目安8分

この作品を読む Amazonで探す

東京の夏は色彩が濃くつて好い。山や田舎と違つて、空気にもいろいろ複雑した色や感じがある。行かふ女達の浴衣の派手なのも好ければ、洋傘の思ひ切りぱつとしてゐるのも好い。朝蔭の凉しい中だけ勉強して、日影が庇に迫つて来る頃からは、盤礴して暮らす。夕…

作品情報

初出「文章世界 第十二巻第九号」1917(大正6)年11月1日
分類NDC 914
公開日2020-08-19
最終更新2020-07-27
底本 「定本 花袋全集 第二十四巻」臨川書店
入力tatsuki
校正hitsuji

田山 花袋の他の作品

田山 花袋の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。