田山 花袋 、田山 録弥

百日紅

新字旧仮名 約13,079字・読了目安26分

この作品を読む Amazonで探す

一 山の半腹を縫つた細い路を私は歩いて居た。日は照つて居た。下には、石材を三里先の山の中から運んで来るトロコのレールが長く続いてゐて、其向ふには、松の綺麗に生えた山が重り合つてゐた。 時々石を載せたトロコが、下りになつた路を凄じい音を立てゝ…

作品情報

初出「太陽 第十八巻第十四号」1912(大正元)年10月1日
分類NDC 913
公開日2019-05-13
最終更新2019-04-26
底本 「定本 花袋全集 第二十二巻」臨川書店
入力tatsuki
校正津村田悟

田山 花袋の他の作品

田山 花袋の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。