田山 花袋 、田山 録弥

迅雷

新字旧仮名 約2,809字・読了目安6分

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× およそ雷で一番恐ろしいのは、山の上で逢つたことだ。私は日光の山奥でさういふ経験を甞めたことがあつた。雨は車軸を覆すばかりに降る。風は凄じく下から巻きあげる。それに、電光が交叉して、そこでも此処でも雷が轟く。何とも言はれない恐ろしさだつた…

作品情報

初出「電気と文芸 第二巻第六号」電気文芸社、1921(大正10)年6月1日
分類NDC 914
公開日2021-12-20
最終更新2021-11-27
底本 「定本 花袋全集 第二十四巻」臨川書店
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正hitsuji

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