徳永 直

あまり者

新字新仮名 約9,336字・読了目安19分

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郷里の家に少しばかりの金を、送金したその受取りの返事を、今朝(工場の休みを)まだ寝床にいた私の枕許へ、台所にいた妻が持ってきた。 郷里を出て、モウまる三年というもの、私と郷里の消息は、いつも、この月々の僅かの仕送りの返事に附け足されたものに…

作品情報

分類NDC 913
公開日2019-01-20
最終更新2018-12-24
底本 「徳永直文学選集」熊本出版文化会館
入力門田裕志
校正津村田悟

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