片山 広子

古い伝説

新字旧仮名 約1,905字・読了目安4分

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いつ、どんな本で読んだ伝説かはつきり覚えてゐない、夢のなかでどこかの景色を見て、蒼ぐらい波の上に白い船が一つみえてゐたやうに、伝説の中の女の姿を思ひ出す、美しい女である。世界最初の女、イヴよりもずつと前にこの世界にゐた美しいリリスである。 …

作品情報

初出「美しい暮しの手帖 四号」1949(昭和24)年7月
分類NDC 914
公開日2009-10-08
最終更新2014-09-21
底本 「燈火節」月曜社
入力竹内美佐子
校正林幸雄

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