幸田 露伴

知々夫紀行

新字新仮名 約17,907字・読了目安36分

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八月六日、知々夫の郡へと心ざして立出ず。年月隅田の川のほとりに住めるものから、いつぞはこの川の出ずるところをも究め、武蔵禰乃乎美禰と古の人の詠みけんあたりの山々をも見んなど思いしことの数次なりしが、ある時は須田の堤の上、ある時は綾瀬の橋の央…

作品情報

初出「太陽」博文館、1899(明治32)年2月
分類NDC 915
公開日2010-03-17
最終更新2014-09-21
底本 「山の旅 明治・大正篇」岩波文庫、岩波書店
入力川山隆
校正門田裕志

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