斎藤 茂吉

遍路

新字新仮名 約3,336字・読了目安7分

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那智には勝浦から馬車に乗って行った。昇り口のところに著いたときに豪雨が降って来たので、そこでしばらく休み、すっかり雨装束に準備して滝の方へ上って行った。滝は華厳よりも規模は小さいが、思ったよりも好かった。石畳の道をのぼって行くと僕は息切れが…

作品情報

初出「時事新報」1928(昭和3)年2月10日~13日
分類NDC 915
公開日2009-07-31
最終更新2014-09-21
底本 「山の旅 大正・昭和篇」岩波文庫、岩波書店
入力川山隆
校正門田裕志

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