和辻 哲郎

寺田さんに最後に逢った時

新字新仮名 約1,307字・読了目安3分

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去年の八月の末、谷川君に引っ張り出されて北軽井沢を訪れた。ちょうどその日は雨になって、軽井沢駅に降りた時などは土砂降りであった。その中を電車の終点まで歩き、さらに玩具のように小さい電車の中で窓を閉め切って発車を待っていた時の気持ちは、はなは…

作品情報

初出「渋柿」1936(昭和11)年2月号
分類NDC 121
公開日2012-02-23
最終更新2014-09-16
底本 「和辻哲郎随筆集」岩波文庫、岩波書店
入力門田裕志
校正noriko saito

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