三好 十郎

胎内

新字新仮名 約67,812字・読了目安136分

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一 暗い。 右手の奥のほうに一ヵ所かすかに明るいところがある。 遠くでかみなりが鳴っている。雨もふっているらしい。それらの音が、ここにこもって、低い反響をおこしている。 ………………… ながいことたってから、かすかに明るいへんの、さらに奥の…

作品情報

初出「中央公論」1949(昭和24)年4、5月号
分類NDC 912
公開日2011-04-01
最終更新2019-01-18
底本 「現代日本文學大系 58 村山知義 眞船豐 久保榮 三好十郎集」筑摩書房
入力青空文庫
校正青空文庫

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