徳田 秋声

蒼白い月

新字新仮名 約9,955字・読了目安20分

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ある晩私は桂三郎といっしょに、その海岸の山の手の方を少し散歩してみた。 そこは大阪と神戸とのあいだにある美しい海岸の別荘地で、白砂青松といった明るい新開の別荘地であった。私はしばらく大阪の町の煤煙を浴びつつ、落ち着きのない日を送っていたが、…

作品情報

初出「サンエス」1920(大正9)年7月
分類NDC 913
公開日2010-05-26
最終更新2014-09-21
底本 「日本文学全集 8 徳田秋声集」集英社
入力岡本ゆみ子
校正米田

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