小寺 菊子

念仏の家

新字旧仮名 約8,510字・読了目安17分

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一 私の家の祖先は、越中の国水橋といふ小さな漁村の生れであつた。 「有磯の海」といふのである。枕の草紙に、「渡りはしかすがの渡、こりずまの渡、みづはしの渡」とある。その水橋である。文治二年正月末、源義経主従十七人が山伏の姿となつて奥州へ落去…

作品情報

分類NDC 913
公開日2011-05-10
最終更新2014-09-16
底本 「ふるさと文学館 第二〇巻 【富山】」ぎょうせい
入力林幸雄
校正富田倫生

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