正岡 子規

病

新字新仮名 約4,238字・読了目安8分

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○明治廿八年五月大連湾より帰りの船の中で、何だか労れたようであったから下等室で寝て居たらば、鱶が居る、早く来いと我名を呼ぶ者があるので、はね起きて急ぎ甲板へ上った。甲板に上り著くと同時に痰が出たから船端の水の流れて居る処へ何心なく吐くと痰で…

作品情報

初出「ホトトギス 第三巻第三号」1899(明治32)年12月10日
分類NDC 914
公開日2010-08-28
最終更新2014-09-21
底本 「飯待つ間」岩波文庫、岩波書店
入力ゆうき
校正noriko saito

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