佐藤 垢石

寒鮠の記

新字旧仮名 約886字・読了目安2分

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謹啓、余寒きびしくと申し上げ度く存じ候へ共、今年程暖かき例無之、お互に凌ぎよき春日に候。 さればにや、この頃鮒のみには無之冬寄致せし鮠、鰔などまでが俄かに巣離れの動作を見せ申しそぞろに釣意をそそられ、釣場の風景を眼に描き申候。堪まり兼ねて一…

作品情報

分類NDC 787 914
公開日2020-07-04
最終更新2020-06-27
底本 「垢石釣游記」二見書房
入力門田裕志
校正きゅうり

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