泉 鏡花 、泉 鏡太郎

熱海の春

旧字旧仮名 約2,184字・読了目安4分

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拜啓 三十日夜、相州酒匂松濤園に一泊、間近に富士を望み松原に寄する夕波の趣佳し。 年の瀬や鷄の聲波の音 三十一日、小田原見物、遊女屋軒を並べて賑なり。蒲燒屋を覗き外郎を購ひなどしてぼんやり通る。風采極めて北八に似たり。萬年町といふに名代の藤…

作品情報

初出「俳藪 寅一」俳藪発行所、1902(明治35)年1月19日
分類NDC 915
公開日2018-04-13
最終更新2018-05-05
底本 「鏡花全集 巻二十七」岩波書店
入力門田裕志
校正岡村和彦

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