泉 鏡花 、泉 鏡太郎

月夜車

旧字旧仮名 約11,916字・読了目安24分

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一 宴會と云ふが、優しい心ざしの人たちが、なき母親の追善を營んだ、其の席に列なつて、式も盞も濟んだ、夏の夜の十時過ぎを、袖崎と言ふ、………今年東京の何某大學の國文科を卒業して、故郷へ歸省中の青年が山の麓を川に添つて、下流の方へ車を走らして歸…

作品情報

初出「毎日電報」1910(明治43)年3月6日
公開日2023-09-07
最終更新2023-08-29
底本 「鏡花全集 巻十三」岩波書店
入力門田裕志
校正岡村和彦

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