小川 未明

小さな赤い花

新字新仮名 約3,482字・読了目安7分

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おそろしいがけの中ほどの岩かげに、とこなつの花がぱっちりと、かわいらしい瞳のように咲きはじめました。 花は、はじめてあたりを見て驚いたのであります。なぜなら、目の前には、大海原が開けていて、すぐはるか下には、波が、打ち寄せて、白く砕けていた…

作品情報

初出「良友」1921(大正10)年4月
分類NDC K913
公開日2012-07-16
最終更新2014-09-16
底本 「定本小川未明童話全集 2」講談社
入力ぷろぼの青空工作員チーム入力班
校正富田倫生

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