小川 未明

白すみれとしいの木

新字新仮名 約3,905字・読了目安8分

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一 北の方のある村に、仲のよくない兄弟がありました。父親の死んだ後は兄は弟をば、むごたらしいまでに、いじめました。 弟は、どちらかといえば、気のきかない、おんぼりとした質で、学校へ行っても、あまり物事をよく覚えませんでした。だから、兄は弟を…

作品情報

初出「読売新聞」1920(大正9)年1月9~10日、12日
分類NDC K913
公開日2013-11-24
最終更新2014-09-16
底本 「定本小川未明童話全集 2」講談社
入力ぷろぼの青空工作員チーム入力班
校正江村秀之

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