上司 小剣

鱧の皮

旧字旧仮名 約14,779字・読了目安30分

この作品を読む Amazonで探す

一 郵便配達が巡査のやうな靴音をさして入つて來た。 「福島磯……といふ人が居ますか。」 彼は焦々した調子でかう言つて、束になつた葉書や手紙の中から、赤い印紙を二枚貼つた封の厚いのを取り出した。 道頓堀の夜景は丁どこれから、といふ時刻で、筋向…

作品情報

初出「ホトトギス」1914(大正3)年1月
分類NDC 913
公開日2011-06-25
最終更新2014-09-16
底本 「鱧の皮」岩波文庫、岩波書店
入力川山隆
校正門田裕志

上司 小剣の他の作品

上司 小剣の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。