小川 未明

谷間のしじゅうから

新字新仮名 約4,365字・読了目安9分

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春のころ、一度この谷間を訪れたことのあるしじゅうからは、やがて涼風のたとうとする今日、谷川の岸にあった同じ石の上に降りて、なつかしそうに、あたりの景色をながめていたのであります。 小鳥たちにとって、この二、三か月の間は、かなり長い間のことで…

作品情報

初出「赤い鳥 鈴木三重吉追悼号」1936(昭和11)年10月
分類NDC K913
公開日2017-03-20
最終更新2017-02-02
底本 「定本小川未明童話全集 12」講談社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正酒井裕二

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