岩野 泡鳴

泡鳴五部作

03 放浪

旧字旧仮名 約115,112字・読了目安230分

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一 樺太で自分の力に餘る不慣れな事業をして、その着手前に友人どもから危ぶまれた通り、まんまと失敗し、殆ど文なしの身になつて、逃げるが如くこそ/\と北海道まで歸つて來た田村義雄だ。 小樽直行の汽船へマオカから乘り込んだ時、義雄の知つてゐる料理…

作品情報

初出「放浪」東雲堂、1910(明治43)年7月
分類NDC 913
公開日2016-11-26
最終更新2016-09-09
底本 「泡鳴五部作 下巻」新潮文庫、新潮社
入力富田晶子
校正雪森

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