岩野 泡鳴

泡鳴五部作

05 憑き物

旧字旧仮名 約98,998字・読了目安198分

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一 お鳥は、兄のところを拔けて來る場合が見付かり難かつたとて、四日目にやつて來た。そして直ぐ入院した。持つて來た行李までも運び込まうとしたので、義雄は、 「荷物までも入院させるには及ぶまい」と云ふと、 「お前は信用でけんから、ね。」頸をつき…

作品情報

分類NDC 913
公開日2016-12-31
最終更新2020-04-07
底本 「泡鳴五部作 下巻」新潮文庫、新潮社
入力富田晶子
校正雪森

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